インター
リービング
複数のトピックを「交互に」学ぶ練習法
ブロック練習(×)
長期定着 低
インターリーブ(◎)
長期定着 高
「再生」で2つの練習方法を比較
Rohrer & Taylor, 2007 ほかで効果が確認されている。
「同じ問題ばかり解く」の落とし穴
教育心理学者 Doug Rohrer らの研究で広く知られるようになった学習法。 複数のトピック・問題タイプを交互に練習すると、長期的な学習効果が上がる。 対義語は「ブロック練習(A→A→A、B→B→B)」。 直感的にはブロック練習の方が効率良く感じる──同じ手順を繰り返すから速く解けるようになる。 でも実は、それは 「練習中の見せかけのスピード」 にすぎず、 テストや実戦で別タイプの問題が混ざると弱い。 インターリーブ練習は 「どの方法を使うべきか判断する力」 を鍛えるため、 応用問題への対応力が圧倒的に強くなります。
身近な例えで理解する
例① テニスの素振り vs 試合練習
フォアハンド100回、バックハンド100回の素振り=ブロック練習。 フォア・バック・ボレーがランダムに来る練習=インターリーブ。 試合で勝てるのは後者。本番が「混ざった状態」で来るから。
例② 数学の章末問題
各章を順番に解くより、複数章の問題が混ざったランダム問題集の方が 実力が伸びる。「どの公式を使うか」の判断力が鍛えられるから。
インターリービング=複数のトピックを交互に学ぶ練習法。 短期的には「遅く感じる」が、長期的な定着率と応用力は圧倒的に高い。 1冊を順番にやるより、複数科目を日替わりで回す方が結果が出ます。