チャンキング
情報を「かたまり」にまとめて記憶する
「再生」でチャンク化のプロセスを見る
電話番号が3-4桁で区切られているのも、チャンキング。
脳の作業メモリは「個数」で数える
認知心理学者ジョージ・ミラーが1956年に発表した古典論文 「マジカルナンバー7±2」が起点。 人間の作業メモリには、一度に保持できる情報の 個数 に限界がある(最近の研究では4±1)。 ただし1個の単位(チャンク)の中に何文字含まれるかは可変。 例えば「I-B-M-N-A-S-A-F-B-I」は10文字に見えるが、「IBM・NASA・FBI」とまとめれば 3チャンク。 既知の意味で情報をくくり直すと、脳の処理コストが激減するのがチャンキングの本質。 プログラミングの関数化、料理のレシピ化もすべて同じ原理です。
身近な例えで理解する
例① 電話番号
「09012345678」より「090-1234-5678」の方が覚えやすい。 後者は3チャンクに分割されているだけ。情報量は同じでも脳の負荷が違う。
例② 暗記カード
単語を1個ずつ覚えるより、5語の例文で覚える方が早い。 例文という意味のチャンクに、5語が乗っているから。 歴史の年号も、ストーリーで束ねれば一気に覚えられる。
チャンキング=情報を意味のある「かたまり」にまとめる記憶術。 脳の容量は 「個数」で制限されるので、1個に詰める情報量を増やすほど効率が上がる。 覚える前に「これは何のかたまりか?」と問うのがコツ。